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   デイセンター緑生

医療法人社団 愛生会 デイセンター緑生



医療法人社団 愛生会 デイセンター緑生

  • 香川県坂出市江尻町836番地5

 緑生とは、春になり木々の若葉が芽生える、生命感にあふれている様子を表現した言葉です。
利用者の皆さまがデイセンター緑生の通所介護を通して、もう一度元気と笑顔をとりもどし、生き生きと生活されることを願って開設いたしました。

要介護 一日の過ごし方&料金

ご利用対象者

 介護保険制度により要介護認定「要介護1~5」を受けている方です。
ご利用は、担当の介護支援専門員を通じてお申込みください。
ご不明な点等ありましたら遠慮なく、デイセンター緑生(0877-45-2805)までお問い合わせください。

一日の過ごし方(例)

時間 サービス 内容
  お迎え 福祉車両で、職員がお迎えに参ります。
9:00 サービス提供開始  
9:05 健康チェック 看護師により、血圧・脈拍・体温などの健康チェックを行います。
9:20 リハビリ体操 準備体操を行います。
9:30  入浴 ヒノキ風呂でゆっくりとリラックスしていただけます。
  個別機能訓練II 個人の要望に合わせた日常生活における生活機能の維持・向上を図ります。
11:30 口腔嚥下体操 呑み込みを良くする体操を行います。
12:00 昼食 栄養士の立てたバランス良く、個人の状態に合わせた食事を提供いたします。
13:00 ボール体操・セラバンド体操 転倒骨折などの防止に役立つ運動を行います。その後、作業、レクリエーションなどをグループに分かれて行います。
13:30 個別機能訓練I パワーリハビリ・下肢トレーニング・体幹トレーニング・上肢トレーニング・巧緻動作・その他を通して機能向上を図ります。
16:00 おやつ おやつをお出しします。
16:30 サービス提供終了  
16:40 お送り 福祉車両で職員がお送りします。

サービス内容

  • 理学療法士、看護師等による機能訓練、パワーリハビリ
  • 入浴(ヒノキ風呂)
  • 福祉車両による送迎
  • 栄養士によるバランス良く各個人の身体状況にあった食事の提供
  • レクリエーション

サービス提供日

月曜日から土曜日まで(日曜日、12月31日~1月3日、5月3日~5月5日を除く)

通所介護サービスの利用料(1日あたり)

利用料・加算 負担割合(1割)  負担割合(2割) 負担割合(3割) 

基本料金

(7~8時間)

要介護1

645円/日

1,290円/日

1,935円/日

要介護2

761円/日

1,522円/日

2,283円/日

要介護3

883円/日

1,766円/日

2,649円/日

要介護4

1,00円/日

2,006円/日

3,009円/日

要介護5

1,124円/日

2,248円/日

3,372円/日

入浴介助加算 50円/日 100円/日 150円/日
認知症加算 60円/日 120円/日 180円/日
若年性認知症受入加算 60円/日 120円/日 180円/日
個別機能訓練加算(Ⅰ) 46円/日 92円/日 138円/日
個別機能訓練加算(Ⅱ) 56円/日 112円/日 168円/日
栄養スクリーニング加算 5円/日 10円/日 15円/日
口腔機能向上加算 150円/日 300円/日 450円/日
ADL維持等加算(Ⅰ) 3円/日 6円/日 9円/日
ADL維持等加算(Ⅱ) 6円/日 12円/日 18円/日
生活機能向上連携加算 100円/日 200円/日 300円/日
送迎減算 ▲47円/片道 ▲94円/片道 ▲141円/片道
サービス提供体制強化加算(Ⅰ)イ 18円/日 36円/日 54円/日
介護職員処遇改善加算(Ⅰ) 5.9% 5.9% 5.9%
昼食料金 618円/回

基本利用料は、厚生労働大臣が告示で定める金額であり、これが改定された場合は、これら基本利用料も自動的に改定されます。なお、その場合は、事前に新しい基本利用料を書面でお知らせします。
 

要支援 一日の過ごし方&料金

ご利用対象者

介護保険制度により「要支援1」又は「要支援2」の認定を受けている方です。ご利用は、担当の介護支援専門員を通じてお申し込みください。ご不明な点等ありましたら遠慮なく、デイセンター緑生(45-2805)までお問い合わせください。

一日の過ごし方(例)

時間 サービス 内容
  お迎え 福祉車両で、職員がお迎えに参ります。
9:30 サービス提供開始  
9:35 健康チェック 看護師により、血圧・脈拍・体温などの健康チェックを行います。
9:45 リハビリ体操 準備体操を行います。
10:00 運動器機能向上・物理療法 パワーリハビリ・物理療法を個人に合わせたメニューで行います。
11:30 口腔嚥下体操 呑み込みを良くする体操を行います。
12:00 昼食 栄養士の立てたバランス良く、個人の状態に合わせた食事を提供いたします。
13:00 ボール体操・セラバンド体操 転倒骨折などの防止に役立つ運動を行います。
  入浴 ヒノキ風呂でゆっくりとリラックスしていただきます。
  レクリエーション レクリエーションを行います。
14:40 おやつ おやつをお出しします。
15:00 サービス提供終了  
15:10 お送り 福祉車両で職員がお送りします。

第1号介護予防通所介護相当サービスの利用料(1日あたり)

 利用料・加算 負担割合(1割) 負担割合(2割) 負担割合(3割)
要支援1・事業対象者 1,647円/月 3,294円/月 4,941円/月
要支援2 3,377円/月 6,754円/月 10,131円/月
運動器機能向上加算 225円/月 450円/月 675円/月
栄養スクリーニング加算 5円/回 10円/回 15円/回
事業所評価加算 120円/月 240円/月 360円/月

サービス提供

体制強化加算(I)イ 

要支援1
事業対象者
72円/月 144円/月 216円/月
要支援2 144円/月 288円/月 432円/月
介護職員処遇改善加算(Ⅰ) 5.9% 5.9% 5.9%
昼食料金 618/回

※基本利用料は、厚生労働大臣が告示で定める金額であり、これが改定された場合は、これら基本利用料も自動的に改定されます。なお、その場合は、事前に新しい基本利用料を書面でお知らせします。
 

施設、設備など

緑生玄関 物理療法
パワーリハビリ リハビリ室(体操部屋)
ホール 静養室
 
憩いの場  

 

入浴について

  • ヒノキのぬくもりを感じながら、ゆっくりくつろいでいただける様、各個人の身体状況に合わせ真心のこもった入浴を提供しています。
車イス浴槽
車イス浴槽 個人風呂
洗い場 全体

  

昼食について

  • 栄養士によるバランスの良い食事を提供します。
    また、各個人の身体状況に合わせた食事の提供も行います。

 

機能訓練サービス(運動器機能向上サービス)

  • 利用者が日常生活を営むにあたり、必要な機能の減退を防止するための訓練及び利用者様の心身の活性化を図るための各種サービスを提供します。

 
 

送迎について

  • 利用者様の身体の状況や地理的条件等により個別送迎を必要とする利用者様については障害者用車輛による送迎を行ないます。
全車両 福祉車両

 

膝関節の痛みと運動

痛みの原因

① 関節の痛み…変形性膝関節症や捻挫、打撲、骨折など、関節に炎症が起こったときに生じる痛み。
また、炎症は起こっていなくても、関節に体重がかかり、骨と骨がぶつかったり、こすれあったりして起こる
こともある。
② 筋肉の痛み…歩きすぎ(個人の筋力や体力による)や、歩く姿勢の不良、体重の増加によって筋肉に負担が
かかりすぎたときに起こる痛み。筋力低下や、筋肉の柔軟性の低下によって痛みが出やすくなる。
筋肉・関節の痛み→筋力低下→関節の変形→痛み増悪

変形性膝関節症

変形性膝関節症
膝関節の加齢変化によって引き起こされる病気。骨と骨が接する部分にある軟骨や、半月板が傷んだり、
磨り減ったりする事で関節が変形し、痛みが出る。
初期は、立ち上がった直後、歩き始めの痛み(歩き続けると痛みは軽くなる)の症状が現れ、序々に痛みが
強くなり、いつも痛みがあるといったように進行してくる。 

変形性膝関節症の治療

変形性膝関節症の治療
1)薬物:ヒアルロン酸の関節注射・痛み止め・シップ薬
→症状は改善するが治るわけではない。時間が経つと効果がきれる
2)装具:膝のサポーター・足底板
→筋肉の代わりとなり変形の進行を予防するが、筋力低下する
3)リハビリ:変形した関節を守る、変形の進行を防止する働きをする筋肉を強くする。
関節を滑らかに動かす為の運動を行う。
→副作用はないが、日々の自主練習が必要
4)手術:人工膝関節(最も一般的なもの)は痛みの原因である膝関節を切りとり、金属やプラスチックでできた
人工関節に換える。
→痛みはなくなるが、膝の曲がりが悪くなる。1~2ヶ月の入院とリハビリが必要。 

リハビリの内容と目的

1)関節可動域運動
関節を滑らかに動かす為の運動。ゆっくりと膝の曲げ伸ばしを行う。これ以上曲がらない、伸びないというところまで動かす事が大切。

2)ストレッチ
筋肉の柔らかさを維持・改善する為の運動。膝の周り、ふくらはぎの筋肉を自分でマッサージしたり、足首の運動を行う。筋肉の疲れや痛みが軽減する効果もある。

3)筋力増強運動
膝関節の周りの筋肉を鍛え、自分の体重を支える為の筋力をつけ、関節を保護する。

4)歩行
歩き方を改善する。ただし、膝関節に体重がかかるため、歩きすぎては痛みが強くなる。
膝に痛みがある場合の適切な歩数は 2000~3000歩/1日

☆注意☆
・動かさなくても痛みがある場合は運動はやめて病院へ
・無理せずゆっくりと動かす、少ない回数からはじめて徐々に増やす
・週に2~3回以上は続ける

 

膝を立てて、内側、外側にゆっくり倒す。 横向きに寝て、膝を伸ばしたまま足を上に上げる。

膝をゆっくり屈曲させる。

両膝で(ざぶとん)まくらをおしつぶす。

図1 セッティング法
踵を床につけた状態で、膝裏でタオルを押しつけるように大腿四頭筋を収縮させる。
足関節を背屈させるようにすると大腿四頭筋の収縮がうまく行える。約5秒間収縮させて、続いて
約5秒間弛緩させるのを1セットとし、1回10~20セットを少なくとも朝晩2回は行うように指導する。

 

 

 

 

図2 下肢伸展挙上訓練
膝をしっかりと伸展し踵を床から30cmほど持ち上げ約5秒間止める。その後床におろし約5秒間休む。これを1セットとして、1回10~20回セットを少なくとも朝晩2回は行うように指導する。
挙上した下肢の重みで腰椎部に強いストレスがかかるので、対側肢の膝を立てるようにすると腰椎の前湾が矯正されて安全である。


 

研修を終えて

介護職員  杉野 綾斗

今回研修を終えてパワーリハビリにおける効果や重要性、理論や評価等の必要性など様々な事を学ばせていただきました。
まず、パワーリハビリテーションは、高齢による身体の老化や事故・病気などによる物理的な障害により機能低下した体や心の働きを回復させ、自立性の向上と一人一人の人間らしい生活や自分らしい生活の向上を目指すことテーマになっていると考えられます。トレーニングマシンを使用し、「低負荷」かつ「一定の軌道」を反復する運動によって、「部分的に不活動状態に陥った神経・筋を再活動化させることによって部位全体の動作性の向上、維持」を図る画期的なトレーニングだと言われていました。その最大の特長は、筋力自体の強化を目的としないことです。自覚的運動指数の負荷指数の範囲内で運動を行います。この指数は利用者本人の自覚症状によって運動の疲労度を表す指標のため、無理な運動をすることを避けることができます。その為最初の負荷設定の重要性や評価をきっちりしないと効果は得られないとも知りました。
この運動によって、老化や障害によって活動しなくなった筋肉や神経に刺激を与え、再活動化させ、 再活動すれば、動作性が改善され、自分の体と体力に自信を取り戻し、それが「もう少し頑張ってみよう」というモチベーションにも繋がり、活動的な生活を取り戻すこと、「行動変容」に繋がる最終的な目的だと考えさせられました。
次はなぜ低負荷なのか、反復運動の重要性について学びました。まず、パワーリハビリテーションは低負荷のプログラムで構成されています。パワーリハビリに関わった当初高負荷の方がパワーが付くのでは?と思いましたが、パワーリハビリテーションは筋力強化を目的としたプログラムではないと学び、その方に必要とされる機能回復に最適なマシンを選択し、その方に合った低負荷からスタートさせ、目的は自分の力では動かなかった全身各部の使っていない筋を動かすことがテーマになっています。「一定の軌道」を「低負荷」でゆっくり動かすことによって、強い筋肉の補助(代償運動)を許さずに、弱っている筋肉を動かすことができます。さらに、低負荷で少しずつ動くことを思い出すイメージをすることによって、実際には筋肉に「動け」と信号を送る神経を刺激することも大切で、神経と筋肉の両方に刺激を与えることで、少しずつ使っていなかった筋肉が力を取り戻します。この為低負荷で行うと学びました。もう一つはなぜ反復運動を行うのかです。反復して一定のリズムで何度も刺激を与えられた弱った神経と筋肉は、少しずつ力を取り戻します。そうすると筋肉の「可動範囲」が少しずつ広がります。一旦広がりはじめるとその範囲をより広げる運動に切り替えます。全く、立ち上がることが出来なかった人が立ち上がるきっかけを掴める様になると徐々に、立ち上がれる日をイメージすることができます。
歩けなかった人が「小きざみ歩き」ができるようになり、次第に足の運びがしっかりとして来ます。そうなると以前の当たり前にできていたことを頭や体でイメージすることができ、歩けなかった人が「無意識にすたすたと歩けるようになった」というような動作性・体力の改善ができると、「外出したい」という心理的な活動性の改善に繋がっていきます。身体の動きが良くなった、疲れにくくなったという動作・体力の改善は、意識に変化をもたらし、自信が生まれます。自信がつけば、心の抵抗感が無くなり、行動が変化します。 
今回の研修で一番学んだことは、パワーリハビリおける「行動変容」です。今までは身体機能ばかりを考えていましたが、それだけではなく心理的改善にも効果があるということです。今後の業務では単にリハビリを行っていただくではなく、リハビリの際にはより声かけにも心がけ、リハビリにおける効果等の説明にもしっかり重点をおいて行っていきたいと思います。

地図

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